EVOとTOMIXで武蔵野線の103系を作る その2

 今回は先頭車の加工に進みます。

 

 

用意したのはTOMIX製HG仕様の103系高運転台ATC車。

スカイブルーを種車にするのは、付属のJRマークが白だからとそれだけの理由です。

エメラルドグリーンや発売予定のウグイスも種車として利用できると思います。

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塗装の剥離が済んだら手すり・ステップなどを別体化しました。

ジャンパー栓納めを取り付ける穴はアルファモデル製を使用するので、

一度伸ばしプラ棒で埋めて、再度0.5mmのドリルで開口します。

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妻面に移ります。

今回の作品では幌パーツを片側にしか使用しない方針なので、府中本町側のクハ103-462は角穴を塞いで、上から幌受けパーツを貼り付けています。

あとで気付いたのですが、EVOと合わせるなら、通路扉の交換もしておくべきでした。

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前面は鳳車輌製造のステッカーを貼り付けできるように、ライトユニット側の

行先と運行灯が1段沈むように調整しておきました。

ライトユニットに取り付ける行先と運行灯パーツの周囲を削ることで

ステッカーが貼り付けられるくらいに奥まります。

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こちらは点灯化させた状態。

印象がよくなったと感じます。

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前面の連結器周りはATS-B受電器(トレジャータウン製 TTP262-01)を青22号で塗装して取り付けます。

また、ステップと一体の配管パーツもブラックで塗装したうえで、三方コック部分に白・橙・黄で色付けをします。

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窓ガラスは、Hゴム塗装などをする前にくろま屋のドア広告シールインレタを裏から貼っておきます。

たくさん貼らなければいけないので大変です。

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インレタ完了後は必要箇所にドア窓と戸袋窓の色さしをしていきます。

今回はEVOとTOMIXを混ぜて製作しており、なるべくEVOの表現に合わせているので、TOMIXの製品状態の灰色Hゴムも塗り直します。

まず府中本町寄りのクハのHゴムは、GM灰色9号にクレオスの灰色9号を少し混ぜたものを挿しています。

東京寄りのクハは黒ゴムなので、フラットブラックをそのまま筆で塗装していますが、方向幕の部分だけ白ゴムに塗装しています。

画像はありませんが、先頭車の前面のガラスは黒Hゴムの塗装を施してます。

上の4枚のガラスは中間車(モハ103-261・モハ102-416)のEVOガラスですが、更新車を表現するために、ドア窓はGM8番銀色と戸袋窓はフラットブラックで塗装しました。

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ガラスや床下などの下準備を終わらせて、車体にサーフェイサーを塗装しました。

次回は車体塗装と仕上げを紹介して、完成編とします。

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つづく。