JR西日本 419系D15編成

  • 製品にはないクハ419の前面と、増設パンタ撤去跡にこだわりました

 
プロトタイプはJR西日本419系D15編成です。
D15編成のクハ419-5は、2011年3月の引退まで前面貫通路が埋められず、また、タイフォンがスリット式タイフォンに球面型のタイフォンカバーをかぶせた顔で、特徴のある独特な顔つきをしています。
また、編成中間のモハ418-15は、かつて七尾線用の霜取りパンタを装備していた時期があり、後にパンタグラフ自体は撤去されたものの、その遺構が晩年まで残っていました。 

 

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 ・製作ベース品

マイクロエース A-0033 419系新北陸色6両セット
 
・主な材料
富士川車輌工業   パンタ台(平タイプ)
トミックス   455(475)系タイフォン・無線アンテナセット・新幹線700-7000用検電アンテナ
トレジャータウン   KE70ジャンパ栓(私鉄用)
 
 
・加工箇所
車体の全塗装およびスカート等小物の塗装
前面貫通路の縦筋彫り
便所窓の閉塞
HM掛け取り付け
パイピングによる増設パンタ撤去跡の再現
タイフォンカバーの設置
クモハ419の前面ジャンパ栓取り付け
 
・塗料
車体:調合したライトコバルトブルー(青帯)と、調合オイスターホワイト(車体)
スカート:調合したブルー
クーラー:ガイア鉄道模型カラー 灰色9号
屋根:Farbe 床下グレー
 

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実車には、知人と2009年頃に北陸本線へ撮影に出かけた際に、一度だけ記録することができました。

他の特急顔編成が前面貫通路を封鎖したり、そのものを撤去されてしまうなか、クハネ581の特徴をよく残していたので、大変人気のある編成だったと思います。

 

ちなみにこの時以後、車庫に止まっていたりすれ違ったりして、乗ったり撮影したりすることはとうとう叶いませんでした。